清水川湧遊プロジェクトとは その2
清水川に水を流そうと、清水神社境内の昔の農業用井戸にポンプを設置し、汲み上げた地下水を
清水川へ送水する計画。問題はその資金です。
ある日、職場で東近江NPOセンターから回ってきたチラシに、目がとまりました。衛生陶器のメー
カーである
TOTO株式会社が基金制度を設けており、しかもその名称が水環境基金とい
うのです。
早速、湧遊会会長と正副委員長に相談し、応募することにしました。この応募に際して付けた名前が
清水川湧遊プロジェクトです。
清水川については平成10年から、住民の署名活動や市への要望活動が実り、改修に向けてのワー
クショップなどを重ねてきた歴史があるので、これらの経過や住民の熱い思いを申請書に書いたとこ
ろ書類審査を通過、7月28日にTOTO水環境基金から4名審査委員をお迎えし、ヒアリングを受けま
した。
ヒヤリングでは、当初の署名活動の発起人や歴代の総自治会長、女性の想いも語ってもらうため婦
人会の役員さんなど14名が、清水川に寄せる熱い思いを伝えました。清水会館でのヒアリングのあ
と、清水川の現状を見てもらいながら清水川湧遊プロジェクトについての理解を求めました。
その結果9月中旬に採択決定の通知を受け、いよいよ清水川に昔のように水を流すプロジェクトが
スタートしました。
TOTO水環境基金の皆様、ありがとうございました。
続きます。
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